京都市山科区は、京都市の東端に位置し、三方を山々に囲まれた盆地に広がるエリアです。琵琶湖疎水や毘沙門堂などの名所があり、自然や歴史を身近に感じられる一方で、JR・京阪電車・地下鉄東西線の3路線が乗り入れる「京都の東の玄関口」として、京都市中心部や滋賀県方面へのアクセスにも優れています。
駅前を中心に商業施設や生活関連の店舗も集まっており、通勤・通学と日常生活のバランスを取りながら暮らしやすい地域として知られています。
こうした山科区で出産を検討する中で、「無痛分娩」という選択肢を視野に入れている方もいらっしゃるかもしれません。この記事では、京都市山科区の無痛分娩に対応している病院情報を、病院の公式ホームページや無痛分娩関連学会の公開情報などをもとに調査しました。
山科区は公共交通機関の利便性が高く、京都市内各地や滋賀県からも通いやすい立地です。無痛分娩を希望される方は、山科区内で無痛分娩の実施を公表している洛和会音羽病院の情報を確認するとともに、通院経路や妊娠経過なども踏まえて、自分に合った出産施設を検討してみてください。
洛和会音羽病院は、救急医療から専門性の高い高度医療まで幅広い診療を提供しています。産婦人科領域では妊娠・出産・産後ケアまで切れ目のないサポートを行っており、周産期医療にも対応しています。リハビリテーション部門も充実しており、急性期から回復期まで継続したリハビリ医療を提供しているため、入院治療後の生活復帰支援にも力を入れています。救急医療・高度医療・回復期医療を一体的に提供する体制が整った、地域に密着した医療機関です。
| 所在地 | 京都府京都市山科区音羽珍事町2 |
|---|---|
| 電話番号 | 075-593-4111(代表) |
| 診療時間 | 8:30~12:00/13:30~17:00(外来受付 8:20~11:30/13:00~15:30、診療科により異なる) |
| 休診日 | 土曜・日曜・祝日・年末年始(12月30日~1月3日)※一部診療科で土曜診療あり |
| 公式HP | https://www.rakuwa.or.jp/otowa/ |
公式サイト、あるいはJALA(無痛分娩関係学会団体連絡協議会)のサイトにて、無痛分娩の年間実績が確認できた、京都市にあるクリニックを選定(2025年4月調査時点)。
分娩可能時間や麻酔科医の在籍数といった医療体制や、NICUの有無、費用も調査しています。
| 無痛分娩の 年間実績 | 麻酔科医の 在籍数(※1) | NICUの 有無(※2) | 無痛分娩 可能時間帯 | 無痛分娩の 費用※税込 | |
|---|---|---|---|---|---|
足立病院 | 546件 (2023年) | 常勤6名 非常勤3名 | 9床 | 24時間 | 550,000円~ 652,000円 |
身原病院 | 415件 (2023年) | 記載なし | 記載なし | 24時間 | 557,000円~ |
中部産婦人科医院 | 347件 (2023年) | 常勤1名 非常勤4名 | 記載なし | 24時間 | 600,000円~ |
醍醐渡辺クリニック | 151件 (2021年) | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 590,000円~ |
島岡医院 | 34件 (2023年) | 記載なし | 記載なし | 24時間 | 記載なし |
京都桂病院 | 16件 (2023年) | 常勤1名 | 記載なし | 原則計画分娩 (平日日中) | 570,000円 前後 |
(※1)出典:無痛分娩関係学会・団体連絡協議(https://www.jalasite.org/hp/10469.html
(※2)出典:産後なび(https://www.mhlw.go.jp/stf/birth-navi/search.html?:embed=yes&:linktarget=_blank&01=26&18=01)
無痛分娩の実績について
足立病院(https://www.adachi-hospital.com/numbers/)
身原病院(https://mihara.com/about/outline/)※2023年分娩実績から、無痛分娩割合(平均)に基づき算出
医療法人社団中部産婦人科医院(https://www.nakabe.or.jp/painless.php)
醍醐渡辺クリニック(PDF)(https://hospital.d-w-c.jp/painless_delivery/img/pdf_mutsubunben.pdf)
島岡医院(https://www.shimaoka-ob-gy.minami.kyoto.jp/data/)
京都桂病院(https://www.katsura.com/sanfujinka/labor_analgesia_info.html)
2025年3月15日調査時点
※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もございます。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
無痛分娩は、一般的に硬膜外麻酔を使用して行われます。この処置は高度な技術と経験が必要で、医師であれば誰でも対応できるわけではありません。
そのため、麻酔科医が在籍しているかどうか、何人いるかは、安全かつ計画通りの無痛分娩が可能かを判断するうえでとても重要です。
また、分娩は自然の流れで起こるため、深夜や休日に急に始まることも少なくありません。複数の麻酔科医が常勤で在籍し、交代でオンコール体制を整えている病院であれば、時間に関わらず無痛分娩の希望が叶いやすくなります。
NICU(Neonatal Intensive Care Unit)は、在胎週数や出生体重に関わらず、特別な医療的ケアが必要な新生児を集中的に治療できる医療設備です。
無痛分娩は、母体の心身への負担を軽減する分娩方法として広く利用されています。ただし分娩の種類にかかわらず、新生児には予測が難しい医療的ケアが必要になるケースもあるため、NICUの有無など、施設の対応力を確認しておくことも安心につながります。
NICUのある病院では、生まれてきた赤ちゃんの様子に応じて適切な対応が取れる体制が整っています。