このページでは、京都市でNICUを備えている無痛分娩クリニックを一覧にしてご紹介しています。各医療機関の特徴や、麻酔科医の有無、無痛分娩の実績、費用、所在地などの情報をまとめました。京都で無痛分娩に対応していて、NICUを有している医療機関を探している方は、ぜひ参考にしてください。

京都市中京区にある足立病院は、1902年創業の医療機関です。麻酔科医が在籍し、無痛分娩に24時間対応している医療機関でもあります。無痛分娩は、腰からカテーテルを脊髄周囲にある硬膜外腔へ挿入し、局所麻酔薬・鎮痛薬を投与する硬膜外麻酔による方法を採用しています。
同院にはNICUがあり、出生後に何らかのサポートが必要な新生児の治療や看護を行える環境を整えています。具体的には、温かい保育器を使用して体温維持をしているほか、点滴による水分・栄養の投与、酸素投与、人工呼吸器管理などの処置に対応可能です。
在籍している医師の中には、新生児医療の経験が豊富なスタッフがいるため、正確な診断や効率的な治療につなげられます。
| 無痛分娩の年間実績 | 541件(2024年) |
|---|---|
| 無痛分娩可能時間 | 24時間 |
| 麻酔科医の在籍数 | 常勤6名、非常勤3名 |
| NICUの有無 | 9床 |
| 無痛分娩の費用 | 550,000~652,000円 |
※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もあります。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
※2025年8月調査時点(参照元:https://www.adachi-hospital.com/)
| 所在地 | 京都府京都市中京区東洞院通り二条下ル |
|---|---|
| アクセス | 京都市営地下鉄「烏丸御池駅」より徒歩2分 |
| 電話番号 | 075-221-7431 |
| 診療時間(産婦人科) | 月~土 9:00~12:30※、13:30~15:00 月・木・金 17:00~19:00 ※土曜のみ受付時間は12時まで |
| 休診日 | 日曜・祝祭日 |

医療法人社団志高会 三菱京都病院では、2024年8月より「硬膜外麻酔による無痛分娩」を導入しています。同院は、京都府周産期医療ネットワークに参加している医療機関であり、NICU病棟では34週以降の早産児や呼吸障害、低血糖、感染症などで治療が必要な新生児の受け入れを行っています。
新生児を専門に担当する医師が在籍し、NICUを6床備えているため、出産後に赤ちゃんにトラブルが見られた際にも、的確な対応をしてもらえるでしょう。
出産後に産科病棟へ入院中のお母さんの面会は、柔軟な対応をしているほか、小児科や産婦人科の医師や助産師が連携をとり、安全に配慮しながら、母子同室をなるべく早めに進めてもらえるのも嬉しいポイントです。
| 無痛分娩の年間実績 | 6件(2022~2024年) |
|---|---|
| 無痛分娩可能時間 | 原則は計画分娩のみ |
| 麻酔科医の在籍数 | 常勤4名、非常勤10名 |
| NICUの有無 | 6床 |
| 無痛分娩の費用 | 初産婦(7日入院の場合):42.1万円+無痛分娩は一律13万円(管理料・薬剤料等) |
※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もあります。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
※2025年8月調査時点(参照元:https://www.mitsubishi-hp.jp/organization/pediatrics/index.html
https://www.mitsubishi-hp.jp/data/media/mitsubishi_hp/page/gynecology02/childbirth.pdf
https://www.mitsubishi-hp.jp/organization/gynecology02/painless_childbirth.html)
| 所在地 | 京都府京都市西京区桂御所町1 |
|---|---|
| アクセス | 阪急電鉄「桂駅」より徒歩15分 |
| 電話番号 | 075-381-2111(代表) |
| 診療時間 | 9:00〜12:00、13:00〜17:00 |
| 休診日 | 土曜・日曜・祝日 |

※2025年(令和7年)9月末日をもって分娩取扱いおよびNICU診療は終了となっています。
日本バプテスト病院では、専門的な資格やトレーニングを重ねてきた麻酔科医が産科医・小児科医と連携を取りながら無痛分娩に対応します。同院はNICUを備えており、1995年以来、地域において新生児医療に貢献してきました。現在は、地域周産期母子医療センターとして機能しており、年間およそ130件の入院新生児に対応しています。
NICUには、人工呼吸器や新生児低体温療法、NO吸入療法、そのほか診断や治療に必要な機器を常備し、産婦人科医や小児科医、助産師、NICU看護師などのスタッフが連携をしながら対応しています。常時、高度な医療やサポートを受けられます。
| 無痛分娩の年間実績 | 38件(2023年) |
|---|---|
| 無痛分娩可能時間 | 原則計画分娩 |
| 麻酔科医の在籍数 | 常勤1名、非常勤12名 |
| NICUの有無 | 6床 |
| 無痛分娩の費用 | 記載なし |
※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もあります。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
※2025年8月調査時点(参照元:https://www.jbh.or.jp/departments/sanfujinka/sanka/nicu.html
https://www.jbh.or.jp/wp-content/uploads/2024/04/r6painless.pdf)
| 所在地 | 京都府京都市左京区北白川山ノ元町47 |
|---|---|
| アクセス | バス停「北白川仕伏町」より徒歩約2分 |
| 電話番号 | 075-781-5191 |
| 診療時間 | 平日 8:30~12:00 土 8:30~11:00 ※外来受付時間 |
| 休診日 | 土曜午後・日曜・祝祭日・年末年始 |

京都市立病院は、2024年度より麻酔科医と連携を取り合いながら無痛分娩を開始しました。無痛分娩においては、安全に実施できるよう、さまざまな要件を設けています。希望する場合は、診察の際に医師へ相談してみましょう。
また、同院は地域の機関病院として、産婦人科領域におけるさまざまな疾患を積極的に受け入れる体制を構築しています。NICUも備えており、妊娠30週からの新生児の管理が可能です。日本周産期・新生児医学会(母体・胎児)専門医の資格を有する医師による体制が構築されています。
同院では、合併症のある妊婦さんはもちろん、リスクのない方の受け入れも行っており、安全な分娩や思いに寄り添った親切なケアの提供を心がけています。
| 無痛分娩の年間実績 | 記載なし |
|---|---|
| 無痛分娩可能時間 | 記載なし |
| 麻酔科医の在籍数 | 麻酔科指導医7名・専門医5名を含む計15名 |
| NICUの有無 | 9床 |
| 無痛分娩の費用 | 麻酔に関する費用の記載はなし 経膣分娩(入院期間約6日間:分娩後5日目で退院の場合):50万円前後 帝王切開(入院期間約9日間:前日入院・手術御7日目で退院の場合):42万円前後 |
※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もあります。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
※2025年8月調査時点(参照元:https://www.kch-org.jp/outline/section/sanfujinka
https://www.kch-org.jp/outline/section/masui
https://www.kch-org.jp/wp-content/uploads/2011/06/6-1syositukentiku.pdf)
| 所在地 | 京都府京都市中京区壬生東高田町1の2 |
|---|---|
| アクセス | JR丹波口駅から西へ徒歩10分 |
| 電話番号 | 075-311-5311(代) |
| 診療時間(産婦人科) | 平日:午前8時30分~午前11時 |
| 休診日 | 土曜・日曜・祝祭日 |
A. NICUがある医療機関でも、受け入れ可能な週数・体重・病状の範囲や、当日の病床稼働状況によって対応が変わることがあります。たとえば「妊娠何週から管理可能か」「高度な治療が必要なケースはどうするか」「満床時の搬送先」など、運用ルールが決まっている場合があります。NICUの有無だけでなく、受け入れ条件やバックアップ体制を事前に確認しておくと安心です。
A. 無痛分娩そのものが直接の原因になるケースは多くありませんが、早産・低出生体重・呼吸のサポートが必要・低血糖・感染症疑い・黄疸の管理が必要など、出生後の状態によって新生児管理が必要になることがあります。また、妊娠中の合併症や分娩の経過によって赤ちゃんの経過観察が必要になる場合もあるため、「万が一のときに院内で継続管理できる」点がNICU併設の強みです。
A. NICUが24時間稼働していても、無痛分娩は麻酔管理(麻酔科医・産科・看護体制)を整えたうえで実施する必要があります。そのため「原則は計画分娩」「平日日中のみ」など、施設の運用方針により対応時間が限定されることがあります。NICUの有無と、無痛分娩の対応時間は別項目として確認するのがポイントです。
A. はい、一般的には安心材料の一つです。無痛分娩は、麻酔薬の投与量調整や血圧・胎児心拍の変化への対応など、麻酔管理の質が重要です。とはいえ「常勤か非常勤か」「対応できる時間帯」「緊急時の呼び出し体制」「産科との連携フロー」などで実際の運用は変わるため、体制の“中身”まで確認するとより納得感が高まります。
A. 施設によって差はありますが、NICUを含む周産期体制を整えるには設備・人員などが必要なため、結果として費用が高めに設定されるケースもあります。一方で、無痛分娩の追加費用が「一律」か「時間帯・薬剤・管理料で変動」かでも総額は変わります。分娩費用の内訳(基本分娩費・無痛分娩管理料・入院日数・個室料など)を確認しておくと、後からのギャップを減らせます。
A. 赤ちゃんがNICU管理になった場合は、状態の安定が最優先となるため、母子同室の開始時期は赤ちゃんの経過によって決まります。ただし、面会ルールや母子同室の進め方は医療機関ごとに異なります。「面会の柔軟性」「母体の回復状況に合わせた授乳支援」「NICUからGCU/母子同室への移行の流れ」などを事前に確認しておくと、産後のイメージが持ちやすくなります。
A. 実績が未掲載でも、開始時期が新しい・対象を限定している・公開方針がないなど、背景はさまざまです。判断材料としては「無痛分娩の実施条件(誰が対象か)」「対応時間(計画のみか)」「麻酔科との連携体制」「緊急時の対応フロー」「事前説明(教室・同意)」「費用の内訳」などを確認すると、数字以外でも比較しやすくなります。
A. 具体的には以下を確認しておくと安心です。
このあたりを押さえることで、「NICUがある安心」と「無痛分娩の運用実態」の両方を踏まえた比較がしやすくなります。
公式サイト、あるいはJALA(無痛分娩関係学会団体連絡協議会)のサイトにて、無痛分娩の年間実績が確認できた、京都市にあるクリニックを選定(2025年4月調査時点)。
分娩可能時間や麻酔科医の在籍数といった医療体制や、NICUの有無、費用も調査しています。
| 無痛分娩の 年間実績 | 麻酔科医の 在籍数(※1) | NICUの 有無(※2) | 無痛分娩 可能時間帯 | 無痛分娩の 費用※税込 | |
|---|---|---|---|---|---|
足立病院 | 546件 (2023年) | 常勤6名 非常勤3名 | 9床 | 24時間 | 550,000円~ 652,000円 |
身原病院 | 415件 (2023年) | 記載なし | 記載なし | 24時間 | 557,000円~ |
中部産婦人科医院 | 347件 (2023年) | 常勤1名 非常勤4名 | 記載なし | 24時間 | 600,000円~ |
醍醐渡辺クリニック | 151件 (2021年) | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 590,000円~ |
島岡医院 | 34件 (2023年) | 記載なし | 記載なし | 24時間 | 記載なし |
京都桂病院 | 16件 (2023年) | 常勤1名 | 記載なし | 原則計画分娩 (平日日中) | 570,000円 前後 |
(※1)出典:無痛分娩関係学会・団体連絡協議(https://www.jalasite.org/hp/10469.html
(※2)出典:産後なび(https://www.mhlw.go.jp/stf/birth-navi/search.html?:embed=yes&:linktarget=_blank&01=26&18=01)
無痛分娩の実績について
足立病院(https://www.adachi-hospital.com/numbers/)
身原病院(https://mihara.com/about/outline/)※2023年分娩実績から、無痛分娩割合(平均)に基づき算出
医療法人社団中部産婦人科医院(https://www.nakabe.or.jp/painless.php)
醍醐渡辺クリニック(PDF)(https://hospital.d-w-c.jp/painless_delivery/img/pdf_mutsubunben.pdf)
島岡医院(https://www.shimaoka-ob-gy.minami.kyoto.jp/data/)
京都桂病院(https://www.katsura.com/sanfujinka/labor_analgesia_info.html)
2025年3月15日調査時点
※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もございます。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
無痛分娩は、一般的に硬膜外麻酔を使用して行われます。この処置は高度な技術と経験が必要で、医師であれば誰でも対応できるわけではありません。
そのため、麻酔科医が在籍しているかどうか、何人いるかは、安全かつ計画通りの無痛分娩が可能かを判断するうえでとても重要です。
また、分娩は自然の流れで起こるため、深夜や休日に急に始まることも少なくありません。複数の麻酔科医が常勤で在籍し、交代でオンコール体制を整えている病院であれば、時間に関わらず無痛分娩の希望が叶いやすくなります。
NICU(Neonatal Intensive Care Unit)は、在胎週数や出生体重に関わらず、特別な医療的ケアが必要な新生児を集中的に治療できる医療設備です。
無痛分娩は、母体の心身への負担を軽減する分娩方法として広く利用されています。ただし分娩の種類にかかわらず、新生児には予測が難しい医療的ケアが必要になるケースもあるため、NICUの有無など、施設の対応力を確認しておくことも安心につながります。
NICUのある病院では、生まれてきた赤ちゃんの様子に応じて適切な対応が取れる体制が整っています。