この記事では、京都市で麻酔科医が常駐している無痛分娩クリニックを一覧にしてご紹介しています。各クリニックにおける無痛分娩の実績や個室に関する情報、アクセス、診療時間、医師などの情報をまとめています。
京都で無痛分娩に対応している医療機関を探している方や、麻酔科医が常駐しているクリニックが知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

京都市中京区にある足立病院は、1902年創業の医療機関です。麻酔科医が常駐し、無痛分娩に24時間対応している病院でもあります。無痛分娩は、腰からカテーテルを脊髄周囲にある硬膜外腔へ挿入し、局所麻酔薬・鎮痛薬を投与する硬膜外麻酔による方法を採用しています。
麻酔科医が常駐している病院は、妊婦さんの事情を継続的に把握しているので、分娩の進み具合に合わせながら麻酔薬をコントロールできます。また、呼吸・循環・代謝など、身体に起きるさまざまな変化に対応する全身管理に精通しているため、より安全な出産を目指すことができます。
2023年7月に、足立病院は周産期専門医(新生児領域)研修施設として認定を受けています。新生児科医を目指す小児科医が同院で専門研修を行うことができると学会より認定されています。
同院に在籍している医師の中には、新生児医療の経験が豊富なスタッフがいるため、正確な診断や効率的な治療につなげることができます。
| 無痛分娩の年間実績 | 546件(2023年) |
|---|---|
| 無痛分娩可能時間 | 24時間 |
| 麻酔科医の在籍数 | 常勤6名、非常勤3名 |
| NICUの有無 | 9床 |
| 無痛分娩の費用 | 550,000~652,000円 |
※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もあります。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
※2025年9月調査時点(参照元:https://www.adachi-hospital.com/
https://www.adachi-hospital.com/human-resource-development/
https://www.adachi-hospital.com/abor_analgesia/)
| 所在地 | 京都府京都市中京区東洞院通り二条下ル |
|---|---|
| アクセス | 京都市営地下鉄「烏丸御池駅」より徒歩2分 |
| 電話番号 | 075-221-7431 |
| 診療時間(産婦人科) | 月~土 9:00~12:30※、13:30~15:00 月・木・金 17:00~19:00 ※土曜のみ受付時間は12時まで |
| 休診日 | 日曜・祝祭日 |

医療法人社団志高会 三菱京都病院では、2024年8月より「硬膜外麻酔による無痛分娩」を導入しています。2025年7月より、初産婦さんへも対応できるようになりました。
常勤の日本麻酔科学会認定麻酔科専門医が複数名在籍しており、非常勤の麻酔科医と一緒に手術や分娩などの麻酔管理の対応をしています。硬膜外麻酔やさまざまな高度な麻酔手技を習得しており、日頃より術後の疼痛対策などにおいても豊富な経験を積んでいます。
また、同院にはNICU病棟があり、34週以降の早産児や呼吸障害、低血糖、感染症といった治療が必要な新生児を受け入れに対応しています。新生児から中学生まで広く診療に対応しており、近隣のクリニックや病院の先生方、大学病院と密に連携をとっています。
| 無痛分娩の年間実績 | 6件(2022~2024年) |
|---|---|
| 無痛分娩可能時間 | 原則は計画分娩のみ |
| 麻酔科医の在籍数 | 常勤4名、非常勤10名 |
| NICUの有無 | 6床 |
| 無痛分娩の費用 | 初産婦(7日入院の場合):42.1万円+無痛分娩は一律13万円(管理料・薬剤料等) |
※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もあります。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
※2025年9月調査時点(参照元:https://www.mitsubishi-hp.jp/organization/pediatrics/index.html
https://www.mitsubishi-hp.jp/data/media/mitsubishi_hp/page/gynecology02/childbirth.pdf
https://www.mitsubishi-hp.jp/organization/gynecology02/painless_childbirth.html)
| 所在地 | 京都府京都市西京区桂御所町1 |
|---|---|
| アクセス | 阪急電鉄「桂駅」より徒歩15分 |
| 電話番号 | 075-381-2111(代表) |
| 診療時間 | 9:00〜12:00、13:00〜17:00 |
| 休診日 | 土曜・日曜・祝日 |

京都医療センター産婦人科は、「地域周産期センター」に指定されている医療機関です。24時間無痛分娩に対応しており、麻酔科医による支援体制が構築されています。
同院には院内に麻酔科医が24時間常駐しており、計画分娩は実施せず、自然な陣痛が始まってから病院を訪れたタイミングで硬膜外麻酔を開始しています。
麻酔科医が24時間常勤していることで、妊婦さんやその家族にとって、「もしもの時も安心」という気持ちを持つことにつながります。
出産後は、医師・助産師が出産後の母児の状態を観察しながら、安定している場合のみ、母に早期母子接触の実施の希望を確認したうえで、早期母子接触を行っています。
| 無痛分娩の年間実績 | 41件(2022年) |
|---|---|
| 無痛分娩可能時間 | 24時間 |
| 麻酔科医の在籍数 | 記載なし |
| NICUの有無 | 6床 |
| 無痛分娩の費用 | 出産費用にプラス10万円 初産婦:約53万円~・経産婦:約48万円~ |
※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もあります。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
※2025年9月調査時点(参照元:https://kyoto.hosp.go.jp/html/guide/medicalinfo/anesthesiology/jisseki.html
https://kyoto.hosp.go.jp/html/guide/medicalinfo/obstetricsgynecology/gairai.html
https://kyoto.hosp.go.jp/html/guide/medicalinfo/obstetricsgynecology/painless.html)
| 所在地 | 京都府京都市伏見区深草向畑町1-1 |
|---|---|
| アクセス | 京阪本線「藤森」駅下車 徒歩8分 |
| 電話番号 | 075-641-9161(代表) |
| 診療時間 | AM8:30~AM11:00 |
| 休診日 | 土・日・祝祭日・年末年始 |

京都府京都市にある医療法人社団中部産婦人科医院では、無痛分娩に対応しています。脊椎の硬膜外腔にカテーテルを挿入し、持続的に麻酔薬を持続的に注入することで、長時間痛みを軽減しながら分娩を行います。
同院には、日本専門医機構認定麻酔科専門医が在籍し、助産師などのスタッフと連携しながら24時間体制の無痛分娩を実施しています。
また、産科麻酔科医師による無痛分娩教室を開催。麻酔の方法や麻酔中の過ごし方などについて、スタッフより直接話を聞けるため、無痛分娩に対して理解を深めてからお産に臨めるのが魅力です。(無痛分娩を希望する方は受講が必須となっていて、予約制)
産婦人科医師と助産師が分娩の管理を行い、妊婦さんがリラックスして、より安全に無痛分娩を受けられる体制を整えています。
| 無痛分娩の年間実績 | 389件(2024年) |
|---|---|
| 無痛分娩可能時間 | 24時間 |
| 麻酔科医の在籍数 | 常勤1名、非常勤4名 |
| NICUの有無 | 記載なし |
| 無痛分娩の費用 | 600,000円~ |
※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もあります。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
※2025年9月調査時点(参照元:https://www.nakabe.or.jp/painless.php#expenses)
| 所在地 | 京都府京都市伏見区向島二ノ丸町151-44 |
|---|---|
| アクセス | 近鉄京都線「向島駅」より徒歩2分 |
| 電話番号 | 075-622-7470 |
| 診療時間 | 9:00~12:00、17:00~19:00 |
| 休診日 | 火曜・木曜・土曜午後、日曜、祝日 |
A. 麻酔科医が常駐しているクリニックでは、陣痛がいつ始まっても無痛分娩に対応できる24時間体制が整っていることが多く、麻酔の調整や緊急時の対応を迅速に行える点が特徴です。分娩の進行に合わせて麻酔量を細かく調整できるため、安全性と安心感が高いとされています。
A. 京都市内でも24時間無痛分娩に対応している医療機関は限られています。大学病院や総合病院、一部の専門クリニックでは対応可能ですが、計画分娩のみの施設もあるため、対応時間や体制を事前に確認することが重要です。
A. 非常勤の麻酔科医が対応している施設でも無痛分娩は可能ですが、多くの場合は日中のみの対応や計画分娩が基本となります。自然陣痛が夜間や休日に始まった場合は対応できないこともあるため、出産スタイルに合った体制かどうかを確認しておきましょう。
A. 麻酔科医は呼吸・循環・代謝など全身管理の専門家であり、血圧低下や麻酔の効き過ぎ、左右差などの変化に迅速に対応できます。常駐していることで、分娩中の状態変化や緊急時にも即座に対応できる体制が整い、リスクを最小限に抑えることができます。
A. 一般的に、麻酔科医が常駐している病院は無痛分娩の受け入れ体制が整っており、年間の無痛分娩実績が多い傾向があります。実績が多い施設では、麻酔管理や分娩対応の経験が蓄積されている点も安心材料の一つです。
A. 麻酔科医が常駐し、24時間体制を整えている病院では、人員や設備が充実している分、無痛分娩の費用がやや高めに設定されることがあります。ただし、その分安全性や緊急対応力が高く、安心して出産に臨める環境が整っています。
A. はい、麻酔科医の在籍数は重要な判断材料の一つです。複数名の麻酔科医が在籍している施設では、夜間・休日を含めた安定した対応が期待でき、分娩が重なった場合でも柔軟に対応できる可能性が高まります。
A. 24時間無痛分娩に対応しているか、麻酔科医が常勤か非常勤か、無痛分娩の実績件数、NICUの有無、費用、アクセスの良さなどを総合的に確認することが大切です。自分の出産スタイルや安心感を重視して、条件に合った医療機関を選びましょう。
公式サイト、あるいはJALA(無痛分娩関係学会団体連絡協議会)のサイトにて、無痛分娩の年間実績が確認できた、京都市にあるクリニックを選定(2025年4月調査時点)。
分娩可能時間や麻酔科医の在籍数といった医療体制や、NICUの有無、費用も調査しています。
| 無痛分娩の 年間実績 | 麻酔科医の 在籍数(※1) | NICUの 有無(※2) | 無痛分娩 可能時間帯 | 無痛分娩の 費用※税込 | |
|---|---|---|---|---|---|
足立病院 | 546件 (2023年) | 常勤6名 非常勤3名 | 9床 | 24時間 | 550,000円~ 652,000円 |
身原病院 | 415件 (2023年) | 記載なし | 記載なし | 24時間 | 557,000円~ |
中部産婦人科医院 | 347件 (2023年) | 常勤1名 非常勤4名 | 記載なし | 24時間 | 600,000円~ |
醍醐渡辺クリニック | 151件 (2021年) | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 590,000円~ |
島岡医院 | 34件 (2023年) | 記載なし | 記載なし | 24時間 | 記載なし |
京都桂病院 | 16件 (2023年) | 常勤1名 | 記載なし | 原則計画分娩 (平日日中) | 570,000円 前後 |
(※1)出典:無痛分娩関係学会・団体連絡協議(https://www.jalasite.org/hp/10469.html
(※2)出典:産後なび(https://www.mhlw.go.jp/stf/birth-navi/search.html?:embed=yes&:linktarget=_blank&01=26&18=01)
無痛分娩の実績について
足立病院(https://www.adachi-hospital.com/numbers/)
身原病院(https://mihara.com/about/outline/)※2023年分娩実績から、無痛分娩割合(平均)に基づき算出
医療法人社団中部産婦人科医院(https://www.nakabe.or.jp/painless.php)
醍醐渡辺クリニック(PDF)(https://hospital.d-w-c.jp/painless_delivery/img/pdf_mutsubunben.pdf)
島岡医院(https://www.shimaoka-ob-gy.minami.kyoto.jp/data/)
京都桂病院(https://www.katsura.com/sanfujinka/labor_analgesia_info.html)
2025年3月15日調査時点
※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もございます。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
無痛分娩は、一般的に硬膜外麻酔を使用して行われます。この処置は高度な技術と経験が必要で、医師であれば誰でも対応できるわけではありません。
そのため、麻酔科医が在籍しているかどうか、何人いるかは、安全かつ計画通りの無痛分娩が可能かを判断するうえでとても重要です。
また、分娩は自然の流れで起こるため、深夜や休日に急に始まることも少なくありません。複数の麻酔科医が常勤で在籍し、交代でオンコール体制を整えている病院であれば、時間に関わらず無痛分娩の希望が叶いやすくなります。
NICU(Neonatal Intensive Care Unit)は、在胎週数や出生体重に関わらず、特別な医療的ケアが必要な新生児を集中的に治療できる医療設備です。
無痛分娩は、母体の心身への負担を軽減する分娩方法として広く利用されています。ただし分娩の種類にかかわらず、新生児には予測が難しい医療的ケアが必要になるケースもあるため、NICUの有無など、施設の対応力を確認しておくことも安心につながります。
NICUのある病院では、生まれてきた赤ちゃんの様子に応じて適切な対応が取れる体制が整っています。