無痛分娩を検討している方の中には、「無痛分娩をすると熱が出ることがあると聞いて不安」「発熱すると赤ちゃんに影響があるのでは?」と心配している方もいるのではないでしょうか。
無痛分娩でよく用いられる硬膜外麻酔では、分娩中に母体の体温が上がることがあります。発熱の原因は一つではなく、麻酔に関連した体温上昇のほか、長時間の分娩、脱水、感染などが関係することもあります。
発熱がある場合、医療機関では母体の体温や脈拍、赤ちゃんの胎児心拍、感染の有無などを確認しながら対応します。発熱があるからといって、すぐに赤ちゃんに重大な影響が出るとは限りませんが、状態によっては追加の観察や検査、治療が必要になることがあります。
この記事では、無痛分娩で発熱することがある理由、感染との違い、赤ちゃんへの影響、病院で行われる対応、事前に確認しておきたいポイントを解説します。
無痛分娩では、分娩中に母体の体温が上がることがあります。
特に、硬膜外麻酔を用いた無痛分娩では、麻酔中に体温が上がるケースが知られています。ただし、発熱が起きる理由は一つではありません。麻酔に関連した体温上昇の場合もあれば、分娩が長引いたことによる疲労や脱水、感染などが関係している場合もあります。
そのため、無痛分娩中に発熱が見られた場合は、「無痛分娩だから熱が出た」と決めつけるのではなく、医療者が母体と赤ちゃんの状態を見ながら原因を確認していきます。
無痛分娩でよく用いられる硬膜外麻酔では、分娩中に体温が上がることがあります。
これは、麻酔薬そのものが感染を起こすという意味ではありません。硬膜外麻酔に関連して、体温調節の変化や炎症反応などが関係し、母体の体温が上がることがあると考えられています。
発熱が見られた場合、病院では体温だけでなく、脈拍、血圧、胎児心拍、破水の有無、感染を疑う症状などをあわせて確認します。発熱が麻酔に関連したものなのか、感染によるものなのかを見極めることが大切だからです。
無痛分娩中に熱が出る可能性があると聞くと不安に感じるかもしれませんが、医療機関では起こり得る変化として想定し、母体と赤ちゃんの状態を確認しながら対応します。
無痛分娩で発熱することはありますが、すべての人に必ず起こるわけではありません。
体温の上がり方には個人差があります。分娩時間、麻酔の使用時間、体力の消耗、水分摂取の状況、破水からの時間、感染の有無など、さまざまな要素が関係します。
たとえば、長時間の分娩で疲労が強くなったり、食事や水分摂取が制限されて脱水気味になったりすると、体温や脈拍に変化が出ることがあります。また、破水後に時間が経っている場合は、感染の可能性も含めて確認が必要です。
発熱がある場合は、医療者が原因を確認しながら対応します。自己判断で「麻酔のせいだから大丈夫」「感染かもしれない」と決めるのではなく、気になる症状があれば早めに伝えましょう。
分娩中に発熱がある場合、体温の上昇だけでなく、いくつかの症状を感じることがあります。
たとえば、次のような症状です。
また、感染が関係している場合は、強い腹痛、子宮の圧痛、悪臭のある羊水、羊水の色やにおいの変化などが見られることもあります。
分娩中は痛みや緊張もあり、体調の変化を伝えるタイミングを迷うかもしれません。しかし、熱っぽさや寒気、悪寒、だるさなどは、母体と赤ちゃんの状態を確認するうえで大切な情報です。
「これくらいなら大丈夫」と我慢せず、気になる症状があれば助産師や看護師へ伝えましょう。
無痛分娩中の発熱には、いくつかの原因が考えられます。
硬膜外麻酔に関連した体温上昇のほか、分娩時間が長くなったことによる体力消耗、脱水、感染、もともとの体調不良などが関係することもあります。
発熱の原因によって対応は変わるため、医療機関では体温だけでなく、分娩の経過や胎児心拍、感染兆候などを総合的に確認します。
無痛分娩で用いられる硬膜外麻酔では、分娩中に体温が上がることがあります。
この発熱は、感染がなくても起こることがあります。体温調節の変化や炎症反応などが関係すると考えられていますが、発熱の仕組みは一つに断定できるものではありません。
大切なのは、発熱が見られたときに、感染による発熱かどうかも含めて確認することです。
硬膜外麻酔に関連した体温上昇であっても、母体の発熱によって赤ちゃんの胎児心拍が速く見えることがあります。そのため、発熱時には母体の状態だけでなく、赤ちゃんの状態もあわせて確認されます。
分娩時間が長くなると、母体の疲労が強くなります。陣痛が長く続いたり、いきみが続いたりすると、体力を大きく消耗します。
また、分娩中は食事や水分摂取が制限されることがあります。水分が不足すると、脱水気味になり、体温が上がりやすくなることもあります。
長時間の分娩では、汗をかいたり、口が渇いたり、脈が速くなったりすることもあります。こうした変化が発熱や体調不良につながる場合があります。
病院では、必要に応じて点滴で水分を補いながら、母体の体温や脈拍、血圧、赤ちゃんの胎児心拍を確認します。
無痛分娩中の発熱では、感染の可能性も確認する必要があります。
特に、破水後に時間が経っている場合は、子宮内感染や絨毛膜羊膜炎などが疑われることがあります。感染がある場合、母体の発熱だけでなく、脈拍の上昇、子宮の圧痛、羊水のにおいや色の変化、胎児心拍の上昇などが見られることがあります。
感染が疑われる場合には、医師が必要に応じて検査や抗菌薬の使用、分娩方針の見直しを検討します。赤ちゃんの状態によっては、出生後に小児科医や新生児担当医が観察し、必要に応じて検査や治療を行うこともあります。
無痛分娩による発熱なのか、感染による発熱なのかは、妊婦さん自身で判断することはできません。発熱や悪寒、羊水の変化などがある場合は、必ず医療者へ伝えましょう。
分娩中の発熱は、無痛分娩や感染だけが原因とは限りません。
風邪症状、尿路感染、脱水、持病、妊娠中の体調不良などが関係することもあります。尿路感染を繰り返しやすい方や、妊娠中に発熱しやすい体質の方、慢性的な炎症性疾患がある方などは、事前に医師や助産師へ伝えておくと安心です。
また、産後に発熱がある場合は、乳腺炎や子宮内感染など、分娩中とは別の原因が関係することもあります。退院後に高熱や悪寒、強い腹痛、悪露のにおいの変化などがある場合は、出産した病院へ相談しましょう。
無痛分娩中に発熱すると、母体にはだるさや寒気、脈拍の上昇、気分不快などが出ることがあります。
発熱の程度や原因によって、経過観察で済む場合もあれば、感染の確認や抗菌薬などの対応が必要になる場合もあります。
発熱すると、母体には次のような症状が出ることがあります。
分娩中は、陣痛や緊張、体力消耗も重なり、発熱によるつらさを感じやすくなることがあります。寒気がある場合や、急にだるくなった場合、脈が速く感じる場合は、早めに助産師や看護師へ伝えましょう。
発熱時の症状は、感染の有無を確認する手がかりになることもあります。体温計の数値だけでなく、本人の自覚症状も大切な情報です。
発熱の原因として感染が疑われる場合は、追加の対応が必要になることがあります。
医療機関では、母体の体温、脈拍、血圧、破水からの時間、羊水の状態、胎児心拍などを確認します。必要に応じて、血液検査や抗菌薬の使用が検討されることもあります。
感染が疑われる場合には、母体と赤ちゃんの状態を見ながら、分娩を早めに進める判断が行われることもあります。状況によっては、帝王切開が検討される場合もあります。
ただし、発熱があるからといって、必ず感染や緊急事態というわけではありません。重要なのは、発熱の原因を見極め、母体と赤ちゃんの状態に応じて対応することです。
分娩中に発熱があった場合、産後も体温や体調の経過を確認することがあります。
感染が疑われた場合は、産後も抗菌薬の使用や追加観察が必要になることがあります。また、産後に悪寒、高熱、強い腹痛、悪露のにおいの変化などが見られる場合は、子宮内感染などの可能性もあるため注意が必要です。
入院中に気になる症状があれば、助産師や看護師へ伝えましょう。退院後に発熱や強い不調がある場合も、自己判断せず出産した病院へ相談することが大切です。
無痛分娩中に母体が発熱すると、赤ちゃんの胎児心拍が速くなることがあります。また、感染が疑われる場合には、出生後に赤ちゃんの観察や検査が必要になる場合もあります。
ただし、母体が発熱したからといって、必ず赤ちゃんに問題が起こるわけではありません。発熱の原因、体温の高さ、発熱の持続時間、胎児心拍、感染兆候などを総合的に見て判断されます。
母体の体温が上がると、赤ちゃんの心拍が速くなることがあります。これは胎児心拍モニターで確認されます。
胎児心拍が速くなっている場合でも、その原因は一つとは限りません。母体の発熱、感染、脱水、陣痛の影響、分娩の進行など、さまざまな要素をあわせて判断します。
胎児心拍の変化があるからといって、すぐに赤ちゃんが危険というわけではありません。しかし、母体発熱と胎児心拍の変化が重なる場合は、医師や助産師が注意深く経過を見ていきます。
母体の発熱が感染によるものと疑われる場合、出生後の赤ちゃんも観察されることがあります。
確認されることがあるのは、赤ちゃんの体温、呼吸状態、活気、哺乳状態などです。必要に応じて、小児科医や新生児担当医が診察し、検査や抗菌薬の使用を検討することがあります。
施設によっては、新生児室での観察やNICUでの管理が必要になる場合もあります。また、院内で対応できない場合は、新生児搬送の連携が必要になることもあります。
発熱時の赤ちゃんへの影響が心配な方は、分娩施設の小児科医の体制、NICUの有無、新生児搬送の連携先なども確認しておくと安心です。
母体が発熱したからといって、必ず赤ちゃんに問題が起こるわけではありません。
発熱の原因が硬膜外麻酔に関連した体温上昇で、感染兆候がなく、胎児心拍にも大きな問題がない場合もあります。一方で、感染が疑われる場合や胎児心拍に変化がある場合は、より慎重な観察が必要です。
大切なのは、発熱が起きたときに、母体と赤ちゃんの状態を早めに確認し、必要に応じて対応できる体制があることです。
不安な方は、無痛分娩の事前説明で「発熱した場合、赤ちゃんはどのように確認しますか」「出生後に小児科医が診察しますか」と聞いておくとよいでしょう。
無痛分娩中に発熱が見られた場合、医療機関では母体の体温だけで判断するのではなく、脈拍や血圧、赤ちゃんの胎児心拍、破水からの時間、感染を疑う症状の有無などを総合的に確認します。
発熱の原因が、硬膜外麻酔に関連した体温上昇なのか、脱水や長時間分娩によるものなのか、感染が関係しているのかによって、必要な対応は変わります。そのため、発熱がある場合は、母体と赤ちゃんの状態を見ながら慎重に対応していきます。
無痛分娩中に発熱が見られた場合、まず母体の状態を確認します。
確認されることが多いのは、次のような項目です。
体温が上がっているだけでなく、脈拍が速い、悪寒が強い、破水から時間が経っている、羊水ににおいがあるといった場合は、感染の可能性も含めて確認されます。
一方で、無痛分娩中の発熱には、感染がなくても起こる体温上昇が含まれることがあります。そのため、医療者は体温だけで判断せず、母体の症状や分娩の経過、赤ちゃんの状態をあわせて見ていきます。
母体に発熱がある場合、赤ちゃんの胎児心拍も重要な確認ポイントになります。
母体の体温が上がると、赤ちゃんの心拍が速くなることがあります。胎児心拍が速い状態が続く場合、母体発熱の影響なのか、感染や赤ちゃんへの負担が関係しているのかを確認しながら対応します。
無痛分娩中は、胎児心拍モニターを使って赤ちゃんの状態を確認することがあります。胎児心拍の数値だけでなく、心拍の変動や陣痛との関係、母体の体温や脈拍なども含めて総合的に判断されます。
胎児心拍に変化があるからといって、すぐに危険というわけではありません。ただし、発熱と胎児心拍の変化が重なる場合は、医師や助産師がより注意深く経過を見ていきます。
発熱の背景に脱水や体力消耗が関係している場合は、水分補給や体温調整が行われることがあります。
分娩中は食事や水分摂取が制限されることがあり、陣痛が長引くと汗をかいたり、体力を消耗したりします。水分不足があると、体温上昇や脈拍の上昇につながることもあります。
病院では、状態に応じて点滴で水分を補ったり、室温や掛け物を調整したりしながら、母体の状態を整えていきます。
また、汗をかいている、寒気がある、だるさが強いなどの症状がある場合は、助産師や看護師に伝えることが大切です。体温だけでなく、本人の感じ方も対応を考えるうえで重要な情報になります。
発熱の原因として感染が疑われる場合は、医師が必要に応じて検査や治療を検討します。
感染が疑われる場面としては、たとえば次のようなケースがあります。
このような場合、抗菌薬の使用や、分娩を早めに進める判断が行われることがあります。赤ちゃんの状態によっては、出生後に小児科医や新生児担当医が観察し、必要に応じて検査や治療を行います。
発熱があったからといって、必ず感染と決まるわけではありません。ただし、感染の可能性を見逃さないために、母体と赤ちゃんの状態を慎重に確認することが大切です。
京都で無痛分娩を検討する場合、発熱が心配な方は、麻酔の方法だけでなく、発熱時のモニタリングや感染が疑われた場合の対応、新生児対応の体制も確認しておくと安心です。
同じ「無痛分娩対応」と書かれていても、24時間対応か、計画分娩中心か、麻酔科医や小児科医の体制は施設ごとに異なります。無痛分娩中に発熱した場合、どのように母体と赤ちゃんを確認してもらえるかを事前に聞いておきましょう。
無痛分娩中の発熱が不安な方は、母体と赤ちゃんをどのように確認するのかを見ておきましょう。
確認しておきたいのは、次のような点です。
発熱は、母体だけでなく赤ちゃんの状態にも関係することがあります。そのため、体温だけでなく、胎児心拍や感染兆候をあわせて確認する体制があるかを見ておくことが大切です。
発熱の原因が感染かどうかは、医療者が総合的に判断します。無痛分娩を希望する場合は、感染が疑われたときにどのような対応を行うのかも確認しておくと安心です。
病院に聞いておきたい質問としては、次のようなものがあります。
総合病院では、産科以外の診療科や小児科との連携を確認しやすい場合があります。一方で、個人院や産婦人科クリニックでも、搬送連携や緊急対応の手順を整えている施設があります。
施設の種類だけで判断するのではなく、感染が疑われた場合にどこまで院内で対応し、必要時にどの医療機関と連携するのかを確認しておきましょう。
母体に発熱がある場合、赤ちゃんの出生後の観察が必要になることがあります。特に、感染が疑われる場合は、小児科医や新生児担当医が赤ちゃんの体温、呼吸、活気、哺乳状態などを確認します。
病院選びでは、次のような点も見ておくと安心です。
京都市内の無痛分娩対応施設でも、NICUを備えている施設、総合病院として院内連携を取りやすい施設、個人院として搬送連携を整えている施設などがあります。
発熱時の赤ちゃんへの影響が心配な方は、無痛分娩の麻酔体制だけでなく、新生児対応もあわせて確認しましょう。
無痛分娩では、事前に麻酔の説明や同意書の確認が行われることがあります。このときに、発熱についても聞いておくと安心です。
たとえば、次のような質問をしてみましょう。
発熱について事前に説明を受けておくことで、分娩中に体温が上がった場合も落ち着いて状況を理解しやすくなります。不安なことは、妊婦健診や無痛分娩の説明時に遠慮せず確認しておきましょう。
無痛分娩中の発熱が心配な方は、分娩当日だけでなく、妊婦健診や入院時点で自分の体調や気になる症状を伝えておくことが大切です。
特に、破水の時間や感染を疑う症状、もともとの体調不良などは、発熱の原因を考えるうえで重要な情報になります。
発熱があった場合、破水からの時間や羊水の状態は重要な確認項目です。
次のようなことがあれば、医師や助産師に伝えましょう。
破水後は、時間の経過とともに感染リスクが高まることがあります。破水したかもしれないと思った場合は、自己判断せず、早めに病院へ連絡しましょう。
分娩中の発熱は、無痛分娩や感染だけでなく、もともとの体調や持病が関係する場合もあります。
次のようなことがある場合は、事前に伝えておくと安心です。
発熱の原因は一つとは限りません。妊娠中の体調や持病を医療者に共有しておくことで、分娩中に熱が出た場合も原因を考えやすくなります。
無痛分娩当日に、熱っぽさや寒気、だるさを感じた場合は、我慢せずに助産師や看護師へ伝えましょう。
発熱時に伝えたい症状には、次のようなものがあります。
体温計の数値だけでなく、本人が感じる「いつもと違う感じ」も大切な情報です。
分娩中は痛みや緊張で、自分の体調の変化を伝えるタイミングを迷うこともあります。しかし、発熱や寒気、悪寒などは感染の確認にも関わるため、気づいた時点で早めに伝えることが大切です。
無痛分娩では、硬膜外麻酔中に母体の体温が上がることがありますが、発熱の原因は麻酔に関連した体温上昇だけとは限りません。
分娩時間の長さ、脱水、感染などが関係することもあるため、医療機関では母体の体温や脈拍、赤ちゃんの胎児心拍、感染兆候などを確認しながら対応します。
発熱が心配な方は、事前説明で発熱時の対応や新生児対応の体制を確認し、当日に熱っぽさや寒気があれば早めに助産師・看護師へ伝えましょう。
A. 無痛分娩で用いられる硬膜外麻酔中に、母体の体温が上がることがあります。ただし、すべての人に起こるわけではありません。
発熱の原因は、硬膜外麻酔に関連した体温上昇だけでなく、分娩時間の長さ、脱水、感染など複数考えられます。発熱が見られた場合は、医療機関で母体の症状や胎児心拍、感染兆候などを確認しながら判断します。
A. 無痛分娩中に発熱したからといって、必ず感染とは限りません。硬膜外麻酔に関連して体温が上がることもあります。
ただし、破水から時間が経っている、悪寒がある、母体や赤ちゃんの心拍が速い、羊水ににおいがあるなどの場合は、感染の可能性も確認する必要があります。発熱の原因は自己判断せず、医師や助産師の判断に従いましょう。
A. 母体の発熱によって、赤ちゃんの胎児心拍が速くなることがあります。また、感染が疑われる場合は、出生後に赤ちゃんの観察や検査が必要になることもあります。
ただし、母体が発熱したからといって、必ず赤ちゃんに問題が起こるわけではありません。発熱の原因、体温の高さ、持続時間、胎児心拍、感染兆候などを総合的に見て判断されます。
不安な方は、事前説明で「発熱した場合、赤ちゃんはどのように確認しますか」と聞いておくとよいでしょう。
A. 発熱したからといって、必ず無痛分娩が中止になるわけではありません。発熱の原因や母体・赤ちゃんの状態、分娩の進行状況によって判断されます。
場合によっては、体温や胎児心拍を見ながら麻酔を継続することもあります。一方で、感染が疑われる場合や赤ちゃんの状態に心配な変化がある場合は、抗菌薬の使用や分娩方針の見直しが検討されることがあります。
A. 無痛分娩中の発熱を完全に防ぐことは難しい場合があります。特に硬膜外麻酔に関連した体温上昇は、本人の努力だけで予防できるものではありません。
妊婦さん自身ができることは、破水した時間、熱っぽさ、寒気、体調不良、羊水の変化などを早めに医療者へ伝えることです。また、脱水や疲労が強い場合も体温に影響することがあるため、医師や助産師の指示に従いながら分娩を進めましょう。
病院では、体温測定、胎児心拍モニタリング、点滴、必要時の抗菌薬などで対応します。
無痛分娩では、硬膜外麻酔中に母体の体温が上がることがあります。発熱は必ず起こるものではありませんが、無痛分娩中に注意される変化の一つです。
発熱の原因は、麻酔に関連した体温上昇だけでなく、分娩時間の長さ、脱水、感染など複数考えられます。そのため、医療機関では母体の体温や脈拍、赤ちゃんの胎児心拍、破水の有無、感染兆候などを総合的に見ながら対応します。
京都で無痛分娩を検討する際は、発熱時のモニタリング体制や感染が疑われた場合の対応、小児科医・NICU・搬送連携なども確認しておくと安心です。不安がある方は、無痛分娩の事前説明で「発熱した場合はどのように対応するか」を相談しておきましょう。
公式サイト、あるいはJALA(無痛分娩関係学会団体連絡協議会)のサイトにて、無痛分娩の年間実績が確認できた、京都市にあるクリニックを選定(2025年4月調査時点)。
分娩可能時間や麻酔科医の在籍数といった医療体制や、NICUの有無、費用も調査しています。
| 無痛分娩の 年間実績 | 麻酔科医の 在籍数(※1) | NICUの 有無(※2) | 無痛分娩 可能時間帯 | 無痛分娩の 費用※税込 | |
|---|---|---|---|---|---|
足立病院 | 546件 (2023年) | 常勤6名 非常勤3名 | 9床 | 24時間 | 550,000円~ 652,000円 |
身原病院 | 415件 (2023年) | 記載なし | 記載なし | 24時間 | 557,000円~ |
中部産婦人科医院 | 347件 (2023年) | 常勤1名 非常勤4名 | 記載なし | 24時間 | 600,000円~ |
醍醐渡辺クリニック | 151件 (2021年) | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 590,000円~ |
島岡医院 | 34件 (2023年) | 記載なし | 記載なし | 24時間 | 記載なし |
京都桂病院 | 16件 (2023年) | 常勤1名 | 記載なし | 原則計画分娩 (平日日中) | 570,000円 前後 |
(※1)出典:無痛分娩関係学会・団体連絡協議(https://www.jalasite.org/hp/10469.html
(※2)出典:産後なび(https://www.mhlw.go.jp/stf/birth-navi/search.html?:embed=yes&:linktarget=_blank&01=26&18=01)
無痛分娩の実績について
足立病院(https://www.adachi-hospital.com/numbers/)
身原病院(https://mihara.com/about/outline/)※2023年分娩実績から、無痛分娩割合(平均)に基づき算出
医療法人社団中部産婦人科医院(https://www.nakabe.or.jp/painless.php)
醍醐渡辺クリニック(PDF)(https://hospital.d-w-c.jp/painless_delivery/img/pdf_mutsubunben.pdf)
島岡医院(https://www.shimaoka-ob-gy.minami.kyoto.jp/data/)
京都桂病院(https://www.katsura.com/sanfujinka/labor_analgesia_info.html)
2025年3月15日調査時点
※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もございます。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
無痛分娩は、一般的に硬膜外麻酔を使用して行われます。この処置は高度な技術と経験が必要で、医師であれば誰でも対応できるわけではありません。
そのため、麻酔科医が在籍しているかどうか、何人いるかは、安全かつ計画通りの無痛分娩が可能かを判断するうえでとても重要です。
また、分娩は自然の流れで起こるため、深夜や休日に急に始まることも少なくありません。複数の麻酔科医が常勤で在籍し、交代でオンコール体制を整えている病院であれば、時間に関わらず無痛分娩の希望が叶いやすくなります。
NICU(Neonatal Intensive Care Unit)は、在胎週数や出生体重に関わらず、特別な医療的ケアが必要な新生児を集中的に治療できる医療設備です。
無痛分娩は、母体の心身への負担を軽減する分娩方法として広く利用されています。ただし分娩の種類にかかわらず、新生児には予測が難しい医療的ケアが必要になるケースもあるため、NICUの有無など、施設の対応力を確認しておくことも安心につながります。
NICUのある病院では、生まれてきた赤ちゃんの様子に応じて適切な対応が取れる体制が整っています。