初産で無痛分娩をするとリスクがある?

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「初産で無痛分娩は危ないの?」「経産婦じゃないと難しいのでは?」と不安に感じていませんか。SNSや口コミで「初産×無痛分娩は思ったより大変だった」という体験談を目にすると、これから出産を迎える方にとっては心配になりますよね。

特に初産の場合は、出産そのものが初めての経験であるため、「少しでもリスクがあるならやめたほうがいいのでは」と慎重になるのは当然です。

本記事では、初産で無痛分娩を行う際に考えられる医学的リスクや、よくある誤解、そしてリスクをできるだけ下げるための病院選びのポイントまで詳しく解説します。正しい情報を知ることで、必要以上に不安になることなく、自分に合った選択ができるようになるはずです。

初産だから無痛分娩は危険?結論からお伝えします

結論として、初産だからといって無痛分娩が特別に危険になるわけではありません

無痛分娩は、初産・経産婦を問わず行われている分娩方法であり、医学的に「初産は原則不可」といった制限はありません。

ただし、初産には初産特有の分娩経過の特徴があり、その特徴を理解せずにいると「思っていたのと違った」と感じる可能性があります。

大切なのは、「リスクがある=避けるべき」と考えることではなく、リスクを正しく理解し、備えたうえで選択することです。適切な医療体制と十分な説明があれば、初産でも安全に無痛分娩を行うことは十分可能です。

初産と経産婦で分娩の進み方はどう違う?

まず理解しておきたいのが、初産と経産婦では分娩の進み方に違いがあるという点です。

これらの要素が重なることで、「初産×無痛分娩は時間がかかる=リスクが高いのでは」と言われることがあります。

しかし、これはあくまで分娩経過の特徴であり、重大な危険が増えるという意味ではありません。医療チームが適切に管理していれば、安全に出産を進めることができます。

初産×無痛分娩で知っておきたい主なリスク

1. 分娩時間が長くなる可能性

初産はもともと分娩時間が長くなりやすく、さらに無痛分娩では陣痛の痛みが緩和されることで、進行がゆるやかになる場合があります。

その結果、体力的な負担が長時間に及ぶことがありますが、医療的には想定内の範囲であり、母体や胎児の状態をモニタリングしながら対応されます。

必要に応じて陣痛促進剤を使用するなど、分娩を適切にコントロールする方法も確立されています。

2. 吸引分娩・鉗子分娩になる可能性

いきむ力が弱まったり、分娩が長引いた場合には、赤ちゃんの娩出を補助するために吸引分娩や鉗子分娩が行われることがあります。

これは初産・経産婦にかかわらず起こりうる処置ですが、初産ではもともと分娩時間が長くなりやすいため、やや多い傾向があります。

ただし、これらは赤ちゃんを安全に取り上げるための医療的サポートであり、「失敗」や「異常」ではありません。

3. 陣痛の変化に気づきにくい

痛みが軽減されることで、自分では分娩の進行を感じ取りにくくなることがあります。

そのため、助産師や医師による継続的な観察と声かけがより重要になります。

逆に言えば、医療スタッフとの連携がしっかりしている施設であれば、大きな問題にはなりにくいと言えます。

ここで強調しておきたいのは、これらは「重大な後遺症や母子の危険が増える」という意味ではないという点です。初産で無痛分娩を選ぶこと自体が、母子に深刻なリスクをもたらすという科学的根拠はありません。

初産は無痛分娩に向いていないって本当?

「初産は無痛分娩に向いていない」という意見を目にすることがありますが、医学的にそのような決まりはありません。

実際には、初産で無痛分娩を選択する方は年々増加傾向にあります。無痛分娩関係学会・団体連絡協議会(JALA)登録施設などでは、初産の無痛分娩にも多数対応しています。

重要なのは、「初産かどうか」よりも、病院の無痛分娩体制やスタッフの経験です。症例数が多く、麻酔科医が常駐している施設であれば、初産でも安心して臨める可能性が高まります。

初産で無痛分娩をするなら、病院選びが重要

初産の場合は特に、医療体制の充実度を確認することが重要です。

また、「初産の不安を前提にした丁寧な説明やサポートがあるか」も重要です。質問に対して具体的に答えてくれるか、リスクと対策をきちんと説明してくれるかを確認しましょう。

初産で無痛分娩を希望する場合のチェックリスト

医師との面談時には、次のような点を確認しておくと安心です。

事前に確認しておくことで、「聞いていなかった」という後悔を防ぐことができます。

初産で無痛分娩を選ぶことは特別なリスクではない

初産で無痛分娩を選ぶこと自体が、特別なリスクになるわけではありません。

大切なのは、

① 正しい知識を持つこと
② 医療体制が整った病院を選ぶこと
③ 事前に十分な説明と相談を受けること

不安がある場合は、無痛分娩外来や説明会を積極的に活用しましょう。疑問を解消したうえで選択すれば、初産でも安心して無痛分娩に臨むことができます。

【実績でみる】
京都市で無痛分娩に
対応しているクリニックを調査

公式サイト、あるいはJALA(無痛分娩関係学会団体連絡協議会)のサイトにて、無痛分娩の年間実績が確認できた、京都市にあるクリニックを選定(2025年4月調査時点)。
分娩可能時間や麻酔科医の在籍数といった医療体制や、NICUの有無、費用も調査しています。

▼左右にスクロールできます▼
無痛分娩の
年間実績
麻酔科医の
在籍数(※1)
NICUの
有無(※2)
無痛分娩
可能時間帯
無痛分娩の
費用※税込

足立病院

546
(2023年)
常勤6
非常勤3
924時間550,000円~
652,000

身原病院

415
(2023年)
記載なし記載なし24時間557,000円~

中部産婦人科医院

347
(2023年)
常勤1
非常勤4
記載なし24時間600,000円~

醍醐渡辺クリニック

151
(2021年)
記載なし記載なし記載なし590,000円~

島岡医院

34
(2023年)
記載なし記載なし24時間記載なし

京都桂病院

16
(2023年)
常勤1記載なし原則計画分娩
(平日日中)
570,000
前後

(※1)出典:無痛分娩関係学会・団体連絡協議(https://www.jalasite.org/hp/10469.html
(※2)出典:産後なび(https://www.mhlw.go.jp/stf/birth-navi/search.html?:embed=yes&:linktarget=_blank&01=26&18=01

無痛分娩の実績について
足立病院(https://www.adachi-hospital.com/numbers/
身原病院(https://mihara.com/about/outline/)※2023年分娩実績から、無痛分娩割合(平均)に基づき算出
医療法人社団中部産婦人科医院(https://www.nakabe.or.jp/painless.php
醍醐渡辺クリニック(PDF)(https://hospital.d-w-c.jp/painless_delivery/img/pdf_mutsubunben.pdf
島岡医院(https://www.shimaoka-ob-gy.minami.kyoto.jp/data/
京都桂病院(https://www.katsura.com/sanfujinka/labor_analgesia_info.html
2025年3月15日調査時点

※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もございます。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。

無痛分娩に
麻酔科医の在籍数と
NICUの有無がなぜ重要?
麻酔科医の在籍数について

無痛分娩は、一般的に硬膜外麻酔を使用して行われます。この処置は高度な技術と経験が必要で、医師であれば誰でも対応できるわけではありません
そのため、麻酔科医が在籍しているかどうか、何人いるかは、安全かつ計画通りの無痛分娩が可能かを判断するうえでとても重要です。
また、分娩は自然の流れで起こるため、深夜や休日に急に始まることも少なくありません。複数の麻酔科医が常勤で在籍し、交代でオンコール体制を整えている病院であれば、時間に関わらず無痛分娩の希望が叶いやすくなります。

NICUの有無について

NICU(Neonatal Intensive Care Unit)は、在胎週数や出生体重に関わらず、特別な医療的ケアが必要な新生児を集中的に治療できる医療設備です。
無痛分娩は、母体の心身への負担を軽減する分娩方法として広く利用されています。ただし分娩の種類にかかわらず、新生児には予測が難しい医療的ケアが必要になるケースもあるため、NICUの有無など、施設の対応力を確認しておくことも安心につながります。
NICUのある病院では、生まれてきた赤ちゃんの様子に応じて適切な対応が取れる体制が整っています。

実績で
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京都市の
無痛分娩クリニック
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