無痛分娩で副作用が出ることはある?

目次を見る
目次

無痛分娩は、痛みを大幅に軽減できる魅力的な出産方法ですが、副作用が出る可能性について不安を感じる人もいます。

ここでは、無痛分娩に伴う一時的な副作用と極めて稀な副作用の詳細、副作用を防ぐためのポイントについて、具体的な症状、原因、対策を解説します。

一時的に起こる可能性のある副作用

血圧低下(低血圧)

症状

原因

対策

適切な管理が行われていれば、すぐに回復可能です。

硬膜穿刺後頭痛(PDPH:Post-Dural Puncture Headache)

症状

原因

対策

適切な治療を受ければ、数日〜1週間で改善することがほとんどです。

体温上昇(発熱)

症状

原因

対策

通常、産後数時間〜1日程度で回復することが多いです。

下半身のしびれや脱力感

症状

原因

対策

ほとんどの場合、数時間〜数日で回復します。

吐き気・嘔吐

症状

原因

対策

軽度なら自然に治まることが多く、必要なら薬で対処可能です。

極めて稀な副作用

神経損傷

症状

原因

発生率は非常に低いですが、長引く場合は神経科で診察が必要です。

麻酔アレルギー

症状

原因

事前にアレルギー歴を申告することでリスクを低減可能です。

無痛分娩の副作用を防ぐためのポイント

京都の病院・クリニックで無痛分娩を検討されている方に向けて、常勤の麻酔科医がいるかどうかなどを調査した特集ページもあります。併せてご確認ください。

無痛分娩の副作用は予測が可能

無痛分娩における副作用には、血圧低下、硬膜穿刺後頭痛、発熱、下半身のしびれ、吐き気など、一時的なものから極めて稀な神経損傷や麻酔アレルギーまで幅広い可能性があります。
ほとんどの場合は適切な管理と対策により、短期間で回復するため長期的な問題に発展する確率は非常に低いです。

麻酔科医や助産師など専門スタッフがそろった医療機関では、母体の血圧や体温、体調の変化に迅速に対応できる体制が整えられています。
医療体制がしっかりした病院であれば、落ち着いて無痛分娩に臨み、痛みの緩和とともに安全な出産を実現することができるでしょう。

出産を検討される際は、医師や助産師と十分に相談し、納得のいく形で無痛分娩のメリットとリスクを理解した上で、自分に合った出産方法を選択してください。
副作用と思われる症状が現れた場合でも、迅速な対処と治療により、多くの場合は回復可能です。

記事監修医師紹介

内田里香子 医師

内田里香子医師

日本産婦人科学会所属

北海道大学、大阪大学大学院卒業。市民病院、市中病院で産婦人科医師として経験を積む。

現在は医療法人霜星会りかこレディースクリニックの院長として産婦人科診療に携る。

※学術部分のみの監修となり、医師が具体的なクリニックや施術、商品等を推奨しているものではございません。

【実績でみる】
京都市で無痛分娩に
対応しているクリニックを調査

公式サイト、あるいはJALA(無痛分娩関係学会団体連絡協議会)のサイトにて、無痛分娩の年間実績が確認できた、京都市にあるクリニックを選定(2025年4月調査時点)。
分娩可能時間や麻酔科医の在籍数といった医療体制や、NICUの有無、費用も調査しています。

▼左右にスクロールできます▼
無痛分娩の
年間実績
麻酔科医の
在籍数(※1)
NICUの
有無(※2)
無痛分娩
可能時間帯
無痛分娩の
費用※税込

足立病院

546
(2023年)
常勤6
非常勤3
924時間550,000円~
652,000

身原病院

415
(2023年)
記載なし記載なし24時間557,000円~

中部産婦人科医院

347
(2023年)
常勤1
非常勤4
記載なし24時間600,000円~

醍醐渡辺クリニック

151
(2021年)
記載なし記載なし記載なし590,000円~

島岡医院

34
(2023年)
記載なし記載なし24時間記載なし

京都桂病院

16
(2023年)
常勤1記載なし原則計画分娩
(平日日中)
570,000
前後

(※1)出典:無痛分娩関係学会・団体連絡協議(https://www.jalasite.org/hp/10469.html
(※2)出典:産後なび(https://www.mhlw.go.jp/stf/birth-navi/search.html?:embed=yes&:linktarget=_blank&01=26&18=01

無痛分娩の実績について
足立病院(https://www.adachi-hospital.com/numbers/
身原病院(https://mihara.com/about/outline/)※2023年分娩実績から、無痛分娩割合(平均)に基づき算出
医療法人社団中部産婦人科医院(https://www.nakabe.or.jp/painless.php
醍醐渡辺クリニック(PDF)(https://hospital.d-w-c.jp/painless_delivery/img/pdf_mutsubunben.pdf
島岡医院(https://www.shimaoka-ob-gy.minami.kyoto.jp/data/
京都桂病院(https://www.katsura.com/sanfujinka/labor_analgesia_info.html
2025年3月15日調査時点

※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もございます。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。

無痛分娩に
麻酔科医の在籍数と
NICUの有無がなぜ重要?
麻酔科医の在籍数について

無痛分娩は、一般的に硬膜外麻酔を使用して行われます。この処置は高度な技術と経験が必要で、医師であれば誰でも対応できるわけではありません
そのため、麻酔科医が在籍しているかどうか、何人いるかは、安全かつ計画通りの無痛分娩が可能かを判断するうえでとても重要です。
また、分娩は自然の流れで起こるため、深夜や休日に急に始まることも少なくありません。複数の麻酔科医が常勤で在籍し、交代でオンコール体制を整えている病院であれば、時間に関わらず無痛分娩の希望が叶いやすくなります。

NICUの有無について

NICU(Neonatal Intensive Care Unit)は、在胎週数や出生体重に関わらず、特別な医療的ケアが必要な新生児を集中的に治療できる医療設備です。
無痛分娩は、母体の心身への負担を軽減する分娩方法として広く利用されています。ただし分娩の種類にかかわらず、新生児には予測が難しい医療的ケアが必要になるケースもあるため、NICUの有無など、施設の対応力を確認しておくことも安心につながります。
NICUのある病院では、生まれてきた赤ちゃんの様子に応じて適切な対応が取れる体制が整っています。

実績で
みる
京都市の
無痛分娩クリニック
7