京都市で無痛分娩の費用が高くなるケースとは?

京都市で無痛分娩を検討しているとき、「費用の目安は分かったけど、最終的にいくらになるか不安」と感じる方は少なくありません。

無痛分娩の基本費用は病院によって異なりますが、出産の経過によっては、当初の案内金額よりも費用が上乗せされるケースがあります。あらかじめ、追加費用が発生しやすい状況を把握することで、費用面での想定外を減らすことができます。

このページでは、無痛分娩で費用が高くなりやすい5つのケースを解説し、京都市内の各病院で公開されている情報もあわせてご紹介します。

無痛分娩で追加費用が
発生しやすい5つのケース

1. 夜間・休日に分娩が
始まった場合

自然の流れで起こるのが分娩です。そのため深夜や休日に始まることも珍しくありません。病院によっては、夜間・休日の対応に時間外加算が設定されている場合があります。

一般的には数万円程度の割増になるケースが多いとされていますが、金額は病院ごとに異なります。事前に確認しておくと安心です。

24時間対応か、
計画分娩中心かで変わります

夜間・休日の追加費用リスクを抑えたい場合、計画無痛分娩(あらかじめ日程を決めて入院する方法)を選ぶことで、診療時間内にお産を進めやすくなります。一方、24時間いつでも無痛分娩に対応している病院では、時間帯によらず同条件で対応してもらえる場合もあります。

京都市内の各病院の対応時間帯
病院名 無痛分娩の対応時間帯
足立病院 24時間
身原病院 24時間(基本は計画分娩だが自然陣発にも対応)
中部産婦人科医院 24時間(計画分娩を基本としながら自然陣発にも可能な日時で対応)
醍醐渡辺クリニック 24時間365日
島岡医院 24時間(選択的誘発分娩を基本としながら自然陣発にも対応)
京都桂病院 原則計画分娩(平日日中)

※夜間・休日の加算有無・金額については各病院に直接ご確認ください。

2. 個室を利用した場合

入院中に個室を選んだ場合、大部屋との差額(差額ベッド代)が発生することがあります。1泊あたり数千円〜2万円以上になるケースもあり、入院日数が長くなるほど費用への影響が大きくなります。

個室が全室・全員対象の病院や、選択制の病院、大部屋と個室が混在する病院など、施設によって運用が異なります。

京都市内の各病院の個室対応
病院名 個室の状況
足立病院 個室あり(費用は要問い合わせ)
身原病院 LDR完備(入院環境の詳細は要問い合わせ)
中部産婦人科医院 要問い合わせ
醍醐渡辺クリニック 要問い合わせ
島岡医院 個室あり(口コミでの言及あり)
京都桂病院 要問い合わせ

※差額ベッド代の有無・金額は各病院にご確認ください。

3. 陣痛促進剤を使用した場合

計画無痛分娩では、子宮収縮を促すために陣痛促進剤(オキシトシンなど)を使用することがあります。計画分娩は「あらかじめ決めた日にお産を進める」方法であるため、自然に陣痛が来ない場合は誘発処置が必要になるケースもあります。

陣痛促進剤の使用は、処置費用として追加請求される場合があります。金額は病院によって異なり、数千円〜数万円程度が目安とされることが多いですが、保険適用になるケースもあります。

なお、陣痛促進剤と無痛分娩の関係については、「無痛分娩で陣痛促進剤を使うことはある?」のページもご参照ください。

4. 吸引分娩・
鉗子分娩になった場合

無痛分娩においては、いきむ感覚が弱くなることがあり、赤ちゃんを娩出する際に吸引分娩や鉗子分娩(補助器具を使った分娩)が必要になる場合もあります。

これらの処置は、健康保険の適用対象となる場合が多く、保険が適用されれば自己負担額が抑えられることもあります。ただし、適用条件は状況によって異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

無痛分娩と吸引分娩・鉗子分娩の関係については、「無痛分娩で吸引分娩・鉗子分娩は増える?」のページもご参照ください。

5. 緊急帝王切開になった場合

無痛分娩を予定していても、お産の経過によっては緊急帝王切開に移行する場合があります。帝王切開は健康保険の適用対象となるため、自己負担の割合は3割(3割負担の場合)となりますが、手術・入院・麻酔費用などが加わるため、経腟分娩と比べて総費用が変わるケースがほとんどです。

民間の医療保険に加入していれば、帝王切開が給付対象になることがあります。ご自身の保険内容を事前に確認しておくことをおすすめします。

帝王切開への移行については、「無痛分娩でも帝王切開や緊急搬送が必要になることはある?」のページもご参照ください。

病院別・追加費用に関する
公開情報まとめ

以下は、各病院の公式サイトや公開情報をもとに調査した内容です。実際の費用は分娩の経過・処置内容・入院日数・個室利用の有無などによって変わってきます。あくまで目安のため、費用の詳細については、必ず各病院に直接お問い合わせください。

足立病院

無痛分娩の費用として550,000円〜652,000円が案内されています。幅があるのは、分娩の経過や処置の内容によって費用が変わるためです。夜間・休日加算や個室費用の詳細は、公式サイトへの記載が確認できないため、直接の問い合わせをおすすめします。

公式HP:https://www.adachi-hospital.com/

身原病院

無痛分娩の費用として557,000円〜が案内されています。LDR室を採用しており、陣痛・分娩・回復を同じ部屋で過ごせる環境が整っています。個室や夜間加算の詳細は要問い合わせです。

公式HP:https://mihara.com/

中部産婦人科医院

無痛分娩の費用として600,000円〜が案内されています。麻酔科専門医が24時間体制で対応しており、計画分娩を基本に運用されています。追加費用の内訳については公式サイト上での確認が難しいため、直接の問い合わせをおすすめします。

公式HP:https://www.nakabe.or.jp/

醍醐渡辺クリニック

無痛分娩の費用として590,000円〜が案内されています。自然陣痛が始まってからの無痛分娩導入を基本としており、24時間365日対応を掲げています。個室や夜間加算の詳細は要問い合わせです。

公式HP:https://www.d-w-c.jp/

島岡医院

費用の公式記載が確認できませんでした(2026年6月調査時点)。個室あり、LDR室完備とのことですが、詳細な費用については直接問い合わせてみてください。長年にわたる無痛分娩の実績があり、説明を丁寧に行う姿勢が口コミでも確認できます。

公式HP:https://www.shimaoka-ob-gy.minami.kyoto.jp/

京都桂病院

無痛分娩の費用として570,000円前後が案内されています。原則として計画分娩(平日日中)での対応のため、夜間・休日の加算リスクは比較的低いと考えられます。総合病院として院内連携が整っており、緊急時の対応体制も確認できます。

公式HP:https://www.katsura.com/

費用が想定より高くなるのを
防ぐための確認ポイント

追加費用の発生リスクをできる限り減らすために、病院選びの段階で以下の点を確認しておくことをおすすめします。

病院の説明会・
見学で確認したいこと

説明会を実施している病院では、こうした質問を事前に整理して持参するのがおすすめです。詳しくは「京都市で無痛分娩の説明会・相談がある病院を選ぶには」もご覧ください。

計画分娩の活用で費用をある程度コントロールできる場合も

あらかじめ日程を決める計画無痛分娩では、診療時間内での分娩を目指しやすいため、夜間・休日加算のリスクを抑えられる可能性があります。ただし、分娩の経過はコントロールできない部分もあるため、万が一の費用変動についても事前に把握しておくことが大切です。

まとめ

無痛分娩の費用は、基本費用に加えて、分娩の経過や施設の選択によって変わることがあります。特に以下の5つのケースで追加費用が発生しやすい点を、事前に把握しておきましょう。

いずれも、分娩前に病院に確認しておくことで、費用面の不安を減らすことができます。

関連ページ
【実績でみる】
京都市で無痛分娩に
対応しているクリニックを調査

公式サイト、あるいはJALA(無痛分娩関係学会団体連絡協議会)のサイトにて、無痛分娩の年間実績が確認できた、京都市にあるクリニックを選定(2025年4月調査時点)。
分娩可能時間や麻酔科医の在籍数といった医療体制や、NICUの有無、費用も調査しています。

▼左右にスクロールできます▼
無痛分娩の
年間実績
麻酔科医の
在籍数(※1)
NICUの
有無(※2)
無痛分娩
可能時間帯
無痛分娩の
費用※税込

足立病院

546
(2023年)
常勤6
非常勤3
924時間550,000円~
652,000

身原病院

415
(2023年)
記載なし記載なし24時間557,000円~

中部産婦人科医院

347
(2023年)
常勤1
非常勤4
記載なし24時間600,000円~

醍醐渡辺クリニック

151
(2021年)
記載なし記載なし記載なし590,000円~

島岡医院

34
(2023年)
記載なし記載なし24時間記載なし

京都桂病院

16
(2023年)
常勤1記載なし原則計画分娩
(平日日中)
570,000
前後

(※1)出典:無痛分娩関係学会・団体連絡協議(https://www.jalasite.org/hp/10469.html
(※2)出典:産後なび(https://www.mhlw.go.jp/stf/birth-navi/search.html?:embed=yes&:linktarget=_blank&01=26&18=01

無痛分娩の実績について
足立病院(https://www.adachi-hospital.com/numbers/
身原病院(https://mihara.com/about/outline/)※2023年分娩実績から、無痛分娩割合(平均)に基づき算出
医療法人社団中部産婦人科医院(https://www.nakabe.or.jp/painless.php
醍醐渡辺クリニック(PDF)(https://hospital.d-w-c.jp/painless_delivery/img/pdf_mutsubunben.pdf
島岡医院(https://www.shimaoka-ob-gy.minami.kyoto.jp/data/
京都桂病院(https://www.katsura.com/sanfujinka/labor_analgesia_info.html
2025年3月15日調査時点

※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もございます。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。

無痛分娩に
麻酔科医の在籍数と
NICUの有無がなぜ重要?
麻酔科医の在籍数について

無痛分娩は、一般的に硬膜外麻酔を使用して行われます。この処置は高度な技術と経験が必要で、医師であれば誰でも対応できるわけではありません
そのため、麻酔科医が在籍しているかどうか、何人いるかは、安全かつ計画通りの無痛分娩が可能かを判断するうえでとても重要です。
また、分娩は自然の流れで起こるため、深夜や休日に急に始まることも少なくありません。複数の麻酔科医が常勤で在籍し、交代でオンコール体制を整えている病院であれば、時間に関わらず無痛分娩の希望が叶いやすくなります。

NICUの有無について

NICU(Neonatal Intensive Care Unit)は、在胎週数や出生体重に関わらず、特別な医療的ケアが必要な新生児を集中的に治療できる医療設備です。
無痛分娩は、母体の心身への負担を軽減する分娩方法として広く利用されています。ただし分娩の種類にかかわらず、新生児には予測が難しい医療的ケアが必要になるケースもあるため、NICUの有無など、施設の対応力を確認しておくことも安心につながります。
NICUのある病院では、生まれてきた赤ちゃんの様子に応じて適切な対応が取れる体制が整っています。

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京都市の
無痛分娩クリニック
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