四条烏丸や河原町、烏丸御池エリアにお住まいの方、またはこのエリアに職場がある方にとって、無痛分娩に対応した病院へのアクセスのよさは、病院選びの重要な条件のひとつです。
無痛分娩を希望する場合、妊婦健診から出産まで同じ病院に通い続けることが一般的です。妊娠中は体の変化や体調の波もあるため、「通いやすさ」は想像以上に負担に影響します。このページでは、四条烏丸・河原町・烏丸御池エリアから通いやすい無痛分娩対応病院を、アクセス情報とあわせてご紹介します。
無痛分娩を希望する場合、分娩当日だけでなく、妊婦健診のたびに病院へ足を運ぶことになります。妊娠初期から出産までの健診回数は、一般的に14回前後とされており、妊娠後期になるほど受診頻度が上がります。
体が重くなる妊娠後期や、つわりがつらい妊娠初期には、乗り換えの少なさや徒歩時間の短さが、通院の負担を大きく左右します。四条烏丸・河原町エリアは京都市内でも交通の便がよいエリアのため、地下鉄烏丸線・東西線・阪急電鉄を活用することで、複数の無痛分娩対応病院へのアクセスが比較的容易です。
アクセスのよさは大切な条件ですが、無痛分娩においては医療体制の確認も欠かせません。具体的には以下の点を事前に確認しておくと安心です。
通いやすさと医療体制の両面から比較することで、自分に合った病院を選びやすくなります。
四条烏丸・河原町エリアから最もアクセスしやすい無痛分娩対応病院のひとつです。最寄りの烏丸御池駅(地下鉄烏丸線・東西線)より徒歩2分という立地は、妊婦健診で繰り返し通う場合の負担が少なく、体調が優れない日の通院にも配慮しやすい距離感です。
医療体制としては、2023年時点で年間546件の無痛分娩実績を持ち、麻酔科専門医が24時間365日対応する体制を整えています。自然に陣痛が始まってからの対応に加え、計画分娩にも対応しており、時間帯を問わず無痛分娩を選びやすい環境です。産婦人科医・小児科医・麻酔科医・助産師による多職種連携体制も整っており、NICUも院内に備えています。
アクセスのよさと医療体制の両面から、四条烏丸・河原町エリアからの通院を検討している方にとって、まず確認しておきたい病院といえるでしょう。
| 無痛分娩の年間実績 | 546件(2023年) |
|---|---|
| 無痛分娩可能時間 | 24時間 |
| 麻酔科医の在籍数 | 常勤6名・非常勤3名 |
| NICUの有無 | 9床 |
| 無痛分娩の費用目安 | 550,000円〜652,000円(税込) |
四条烏丸エリアから阪急京都線を利用すると、桂駅で嵐山線に乗り換え、上桂駅までアクセスできます。最寄りの阪急上桂駅より徒歩1分という立地のため、乗り換えを含めても比較的通いやすい選択肢です。
計画無痛分娩を基本としながら、自然陣発にも24時間対応している点が特徴です。LDR(陣痛・分娩・回復を同じ部屋で行う施設)を完備しており、陣痛から産後まで同じ部屋で過ごせるため、移動の負担を抑えた出産環境が整っています。麻酔後もLDRのベッドでリラックスして過ごせる点も、身体への配慮を重視したい方にとって検討しやすい要素です。
| 無痛分娩の年間実績 | 415件(2023年) |
|---|---|
| 無痛分娩可能時間 | 24時間 |
| 麻酔科医の在籍数 | 記載なし |
| NICUの有無 | 記載なし |
| 無痛分娩の費用目安 | 557,000円〜(税込) |
四条烏丸エリアから近鉄京都線を利用すると、向島駅まで乗り換えなしでアクセスできます。最寄りの近鉄京都線「向島駅」より徒歩約10分ですが、乗車時間が短いため、総合的な移動時間は抑えられます。
2014年より、無痛分娩に硬膜外麻酔を導入していて、日本専門医機構認定の麻酔科専門医が24時間体制で常駐しています。計画無痛分娩を中心に、マンパワーが確保できる時間帯での安全管理を重視した運用が特徴です。事前説明会の実施など、納得したうえで出産に臨みたい方に向いています。
| 無痛分娩の年間実績 | 347件(2023年) |
|---|---|
| 無痛分娩可能時間 | 24時間 |
| 麻酔科医の在籍数 | 常勤1名・非常勤4名 |
| NICUの有無 | 記載なし |
| 無痛分娩の費用目安 | 600,000円〜(税込) |
烏丸御池駅から地下鉄東西線に乗ると、醍醐駅まで乗り換えなしでアクセスできます。最寄りの地下鉄東西線「醍醐駅」より徒歩約1分と近く、東西線沿線にお住まいの方や、烏丸御池を経由して通える方にとってアクセスしやすい選択肢です。
基本方針は、「自然に陣痛が始まってから無痛分娩を導入する」というもの。目安も、陣痛が5分間隔・子宮口が3〜5cm開大した頃と明確に設定されています。妊婦健診から分娩・産後まで継続してスタッフが関わる体制がうかがえるため、相談しやすさや寄り添いを重視したい方に向いています。
| 無痛分娩の年間実績 | 151件(2021年) |
|---|---|
| 無痛分娩可能時間 | 記載なし |
| 麻酔科医の在籍数 | 記載なし |
| NICUの有無 | 記載なし |
| 無痛分娩の費用目安 | 590,000円〜(税込) |
四条烏丸・河原町エリアからの各病院へのアクセスを、利用しやすい路線ごとに整理しました。
| 病院名 | 利用路線 | 乗車区間 | 所要時間の目安 | 駅からの徒歩 |
|---|---|---|---|---|
| 足立病院 | 地下鉄烏丸線 | 四条駅→烏丸御池駅(1駅) | 約2分 | 徒歩2分 |
| 身原病院 | 阪急京都線+嵐山線 | 烏丸駅→桂駅→上桂駅 | 約20分 | 徒歩1分 |
| 中部産婦人科医院 | 近鉄京都線 | 竹田駅→向島駅(2駅)※ | 約5分 | 徒歩10分 |
| 醍醐渡辺クリニック | 地下鉄東西線 | 烏丸御池駅→醍醐駅 | 約20分 | 徒歩1分 |
※竹田駅までは地下鉄烏丸線で四条駅から約6分
所要時間はあくまで目安です。乗り換え待ち時間や混雑状況によって変動しますので、実際の通院前に経路を確認されることをおすすめします。
通いやすさは重要な条件ですが、無痛分娩においては医療体制の確認も欠かせません。以下のポイントを合わせて確認しておくと、より安心して病院を選ぶことができます。
無痛分娩では硬膜外麻酔を使用するため、麻酔科医が在籍しているかどうかは安全性に直結します。常勤か非常勤か、何名在籍しているかも確認しておくと安心です。
分娩は時間を選ばないため、24時間対応しているかどうかは重要な確認ポイントです。計画分娩を希望する場合は、計画分娩に対応しているかどうかも確認しましょう。
無痛分娩の費用は病院によって異なります。通常の分娩費用に加算される形が一般的で、その金額も病院ごとに差があります。
四条烏丸・河原町・烏丸御池エリアから無痛分娩対応病院を探す場合、アクセスのよさと医療体制の両方を確認することが大切です。
このエリアから最もアクセスしやすい選択肢のひとつが、烏丸御池駅から徒歩2分の足立病院です。24時間対応の麻酔科専門医体制、年間500件超の実績、NICUの完備など、医療体制の面でも確認しやすい情報が揃っています。
ただし、通いやすさの感じ方は居住地や利用路線によっても異なります。沿線や自宅からの経路をもとに、各病院の公式サイトで詳細を確認のうえ、ご自身に合った病院を選んでみてください。
公式サイト、あるいはJALA(無痛分娩関係学会団体連絡協議会)のサイトにて、無痛分娩の年間実績が確認できた、京都市にあるクリニックを選定(2025年4月調査時点)。
分娩可能時間や麻酔科医の在籍数といった医療体制や、NICUの有無、費用も調査しています。
| 無痛分娩の 年間実績 | 麻酔科医の 在籍数(※1) | NICUの 有無(※2) | 無痛分娩 可能時間帯 | 無痛分娩の 費用※税込 | |
|---|---|---|---|---|---|
足立病院 | 546件 (2023年) | 常勤6名 非常勤3名 | 9床 | 24時間 | 550,000円~ 652,000円 |
身原病院 | 415件 (2023年) | 記載なし | 記載なし | 24時間 | 557,000円~ |
中部産婦人科医院 | 347件 (2023年) | 常勤1名 非常勤4名 | 記載なし | 24時間 | 600,000円~ |
醍醐渡辺クリニック | 151件 (2021年) | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 590,000円~ |
島岡医院 | 34件 (2023年) | 記載なし | 記載なし | 24時間 | 記載なし |
京都桂病院 | 16件 (2023年) | 常勤1名 | 記載なし | 原則計画分娩 (平日日中) | 570,000円 前後 |
(※1)出典:無痛分娩関係学会・団体連絡協議(https://www.jalasite.org/hp/10469.html
(※2)出典:産後なび(https://www.mhlw.go.jp/stf/birth-navi/search.html?:embed=yes&:linktarget=_blank&01=26&18=01)
無痛分娩の実績について
足立病院(https://www.adachi-hospital.com/numbers/)
身原病院(https://mihara.com/about/outline/)※2023年分娩実績から、無痛分娩割合(平均)に基づき算出
医療法人社団中部産婦人科医院(https://www.nakabe.or.jp/painless.php)
醍醐渡辺クリニック(PDF)(https://hospital.d-w-c.jp/painless_delivery/img/pdf_mutsubunben.pdf)
島岡医院(https://www.shimaoka-ob-gy.minami.kyoto.jp/data/)
京都桂病院(https://www.katsura.com/sanfujinka/labor_analgesia_info.html)
2025年3月15日調査時点
※金額はあくまで目安です。無痛分娩を行なった場合、掲載している費用よりも高くなる可能性もございます。費用の詳細はクリニックに直接お問い合わせください。
無痛分娩は、一般的に硬膜外麻酔を使用して行われます。この処置は高度な技術と経験が必要で、医師であれば誰でも対応できるわけではありません。
そのため、麻酔科医が在籍しているかどうか、何人いるかは、安全かつ計画通りの無痛分娩が可能かを判断するうえでとても重要です。
また、分娩は自然の流れで起こるため、深夜や休日に急に始まることも少なくありません。複数の麻酔科医が常勤で在籍し、交代でオンコール体制を整えている病院であれば、時間に関わらず無痛分娩の希望が叶いやすくなります。
NICU(Neonatal Intensive Care Unit)は、在胎週数や出生体重に関わらず、特別な医療的ケアが必要な新生児を集中的に治療できる医療設備です。
無痛分娩は、母体の心身への負担を軽減する分娩方法として広く利用されています。ただし分娩の種類にかかわらず、新生児には予測が難しい医療的ケアが必要になるケースもあるため、NICUの有無など、施設の対応力を確認しておくことも安心につながります。
NICUのある病院では、生まれてきた赤ちゃんの様子に応じて適切な対応が取れる体制が整っています。